コピーコンテンツは許さないパイレーツアップデート

大量にコピーされるイメージ著作権侵害をするWEBページの数が非常に多く、イタチゴッコ状態が解消されないことに業を煮やしたGoogleが実施したアルゴリズムの更新が、パイレーツアップデートになります。その後は2014年10月に2回目の実施を見たと推測されています。そもそもパイレーツアップデートの名前の由来ですが、パイレーツとは海賊という言葉の意味のほかに著作権侵害の意味も含んでいることにちなんでいるようです。パイレーツアップデートの直接の目的は、DMCA(デジタルプレミアム著作権法)に抵触するWEBサイトの検索順位を下げることにあります。

元来Googleでは、DMCAに基づく削除フォームをデフォルト表示することで、被害の申請や通報を受け付けてきました。DMCAの保護対象は、音声や映像・楽曲・記事や著作物・ゲームなどのコピーや海賊版など広汎な分野を対象にしています。著作権侵害の通報を受けると、Googleでは対象サイトに対して削除や警告を行ってきました。パイレーツアップデートで検索順位の大幅な下落が見込まれるのが、各種コンテンツのコピーや海賊版についての通報を数多く受けた経験のあるWEBサイトと結論付けることが出来ます。

より具体的にはパイレーツアップデートでは、新広告フォーマットを導入しています。新広告フォーマットを導入することで、検索結果上位には正規のホームページだけが表示されるようになっています。例えば正規にダウンロードされるサイトが上位表示されることになります。

ところで検索クエリを記入すると、自動で候補キーワードが表示されるオートコンプリート機能が実装されています。ここでは過去に数多く入力した経験のあるキーワードが表示されますが、DMCAに抵触するような侵害関連語が表示されなくなりました。つまりオートコンプリート機能から侵害関連語の表記を排除することで、コピーコンテンツや海賊版などの違法な収受をもたらすコンテンツを含むWEBページの検索順位は大きく下げることになったわけです。

オリジナルなコンテンツの作成や更新に心がける全うなWEBサイトでは、パイレーツアップデートの影響を受けることはほとんどないといって間違いないでしょう。しかし著作権侵害の意図を持っていなくても、以前のWEB担当者がコピーコンテンツを使用しているリスクは皆無とはいえません。気になる方は以前のコンテンツの内容を確認することをおすすめします。

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